
半導体設計の自動化を追求しましょう、というちょっと特殊な技術分野です。半導体は、生活の便利化のために様々な箇所で使われていますが、裏方の設計者は人知れず目の回る忙しさになっています。彼らを助けるための良い道具を作ろうと、古くから研究界と産業界が連携してEDA技術を進歩させてきました。
産学が連携してきたのは、 ブレークスルーを生むには実務と理論の両方を同時に見通すことが必要だからです。しかしいまや、基礎研究と実用研究の接点がだんだん取りにくくなっているのではないか、という危機感を私は感じています。 研究者が実用的たらんとすれば膨大な実務知識の壁を前に声を失い、実務者が問題の根本解決を図ろうと現象の奥をのぞけば深い学術的深遠にひきこまれる、という具合に。
私は長年実務者と研究者の立場を行き戻りして両方の立場から接点を見つめてきましたが、もはやこの接点をとるということ自体に身を置いて腰を据えてかかることにしよう、と考えてこの事業を始めることにしました。
問題解決の鍵は垂直的取り組みにあると考えています。応用分野に鋭くフォーカスし、関連する技術を実務から理論まで縦断的鳥瞰的に理解し、「先端の設計ニーズに応える斬新なEDAツールを生み出す瞬間」に貢献したいと考えています。
瞬間より前の研究段階は大学研究室などの研究機関と、瞬間より後の発展普及段階はユーザ企業様・同業他社様と、よく連繋していきます。

得意分野を生かすことができかつ時機に会うテーマを適宜発見し、提案型のメソドロジ開発を行っていきます。